過去大会のびわ湖マラソンでは、気温が高く脱水症状や痙攣が多く発生した年もあれば、気温が低く低体温症のランナーが多く発生した年もあります。 また、びわ湖マラソンの開催時期はスタート時とフィニッシュ時の寒暖差が激しいため事前の準備が重要です。
過去大会の気温や対策について記載しておりますので、大会当日の気象予報を参考に各自準備を行っていただくようお願いいたします。
びわ湖マラソンの過去大会の気象データ
[8:00]スタート地点(皇子山陸上競技場)
年 | 天気 | 気温 | 湿度 | 風速 |
---|---|---|---|---|
2023年 | 晴 | 11℃ | 87% | 無風 |
2024年 | 曇り | 2℃ | 67% | 南5.1m/s |
2025年 | 晴 | 4℃ | 70% | 南南西2.5m/s |
[10:00]フィニッシュ地点(烏丸半島)
年 | 天気 | 気温 | 湿度 | 風速 |
---|---|---|---|---|
2023年 | 晴 | 17.0℃ | 69% | 北北西1.2m/s |
2024年 | 晴 | 7.5℃ | 57% | 北北西4.5m/s |
2025年 | 晴 | 10.0℃ | 63% | 南西1.8m/s |
[11:00]フィニッシュ地点(烏丸半島)
年 | 天気 | 気温 | 湿度 | 風速 |
---|---|---|---|---|
2023年 | 晴 | 19.0℃ | 63% | 北北西3.1m/s |
2024年 | 晴 | 9.0℃ | 55% | 北2.6m/s |
2025年 | 晴 | 12.0℃ | 57% | 北北東1.0m/s |
寒さ対策について
過去3大会のスタート時の最低気温は、2024年の2℃でした。
スタート直前まで小雪が舞う、極寒のコンディションで開催されました。
- 雨(雪)の中でのスタート待機となる場合、スタートブロックへの移動が遅くなりますと競技場入口が集中し混雑します。予定通りのスタートができない可能性がありますので、安全でスムーズにスタートするため、早めにスタートブロックへ移動をお願いします。
- 不要になったレインウェアなどをスタートブロック内やコース内に脱ぎ捨てると、他の参加者の足に絡まるなど大変危険です。また、コース沿道への投げ捨ては、歩行者および近隣住民の方に多大な迷惑がかかります。スタート時にレインウェアを脱ぎ捨てる場合は、スタートブロック付近のゴミ袋を持ったスタッフに渡していただくか、給水所のゴミ箱に捨ててください。
- 適切なウェアを選択してください。
上半身はTシャツとロングTシャツの組み合わせ。下半身はタイツの着用がおすすめです。
また、着脱し易いアームカーバーやカーフカバーなども体温調整がし易くおすすめです。 - ホットクリームの塗布もおすすめです。雨(雪)や寒いコンディションでは体温低下を防いでくれます。
- 寒さで震えが止まらないなどの症状は、低体温症の可能性があります。
無理をせず、レースを棄権する勇気を持ちましょう。
暑さ・痙攣対策について
過去3大会のフィニッシュ地点の最高気温は、2023年の19.0℃(11:00時点)でした。
暑さを感じ、フィニッシュ後も半袖で過ごせる陽気で開催されました。
- 過度な厚着はしないでください。(スタート前は寒さを感じる可能性がありますのでウェア選びに注意してください)
- 着脱しやすいウェアを選んでください。アームカーバーやカーフカバーは体温調整がし易くおすすめです。
- レース前、レース中は水分とともに必ずスポーツドリンク(ミネラル)をこまめに摂取してください。また、給食所ではエネルギー補給も必ず行いましょう。
- レース後半では、足の痙攣に悩まされるランナーもたくさんいます。
こまめな水分(ミネラル)補給とともに、ストレッチを入れながら走りましょう。 - レース前や、レース中に体調が悪いと感じたら、無理をせず、レースを棄権する勇気を持ちましょう。
救護備品の準備について
各救護所は、救命処置を重視した体制で運用し、競技中の傷害については応急処置のみ行います。
そのため、救護所に家庭用常備薬(胃腸薬、感冒薬、湿布など)類、コールドスプレー・消炎スプレーは用意していません。
レース途中に体調が悪くなった方は決して無理をせず、レースを棄権する勇気を持ちましょう。
