事故・怪我無く安全に走行するために
びわ湖マラソン2026医療救護部会会長 畑 正樹(滋賀県スポーツ医会)
フルマラソンは途方もなく長い距離に思えます。しかし、段階を踏んでいけばきっと完走できるようになります。急に距離を増やしたり、スピードを上げて走ったりすると心臓に負担がかかります。
まずは故障をしないように、走れる身体にしていくことを考えて練習していきましょう。
また、びわ湖マラソンでは2023、2024大会で残念ながら心停止が発生しています。心停止予防のためにも計画的にトレーニングすることが大切です。
事故や怪我無く安全に走行していただくために、大会までの日程ごとにアドバイスを書きました。初心者の方も、エリートランナーの方も事前の練習や健康管理に気を付けて、びわ湖マラソンを完走しましょう!
150日前(2025年10月9日) |
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目標距離 |
時間を気にせず10km |
100日前(2025年11月28日) |
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目標距離 |
15km走れるようにしよう |
Coming Soon |
50日前(2026年1月18日) |
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目標距離 |
休憩しながら一度は25km |
Coming Soon |
30日前(2026年2月6日) |
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目標距離 |
休憩しながら一度は30km |
Coming Soon |
7日前(2026年3月1日) |
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目標距離 |
10kmまでに抑える |
Coming Soon |
150日前(2025年10月9日)
目標は、"時間を気にせず10km"です。
10日に1度程度普段より長い距離を走ってみましょう。
まずは、走りたいという楽しい気持ちが大切です。
周りの景色を意識して深呼吸したり、汗をかいてリフレッシュして気持ちよく走ることが大切です。
大会まで期間がありますので、この時期は早く走ることを意識せず、ゆったりと気持ちの良いペースで走り、走ることを習慣化していきましょう。
走れない日が続くときは、取り返すためにたくさん走らず、とにかく楽しく、気持ちの良いペースで走りましょう。
怪我を避けるために、毎日走らず休息日を設けることも大切です。
自分の身体の状態に合わせてできるだけ痛みを少なく走りましょう。
違和感を感じたら早期受診して相談してください。